vi(Vim)が難しい人向け！おすすめテキストエディタの紹介

2024年4月24日2024年9月14日

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「vi(Vim)はむずかしい」
「たまにしか使わないので、せっかく覚えたのに忘れてしまう」
「もっと簡単に使えるテキストエディタな無いの？」
そう思っていませんか？

自分でvi(Vim)のチートシートをブログで公開したりしていますが、私も実際に忘れてしまってテキスト操作に時間がかかってしまい困ってしまいました

そのため、「もっと簡単に使えるテキストエディタ」を探してみて、おすすめできるものが見つかりましたので紹介したいと思います

Linux初心者やLinuxを普段使いしている方は、それほど高度なことをテキストエディタでしないので、無理してvi(Vim)を使う必要はありません

この記事を参考に、自分の使いやすいテキストエディタを見つけてください

CUIテキストエディタとGUIテキストエディタの違い

テキストエディタはCUIテキストエディタとGUIテキストエディタの２種類があります

CUIテキストエディタは、vi(Vim)のようにターミナル内で操作するテキストエディタで、テキストベースの見た目をしており、コマンドやキーボードショートカットを使ってテキストを編集します

GUIテキストエディタは、ターミナルとは別にアプリを起動して、マウスを使ってテキストを編集します

見た目はアプリのウィンドウにツールバーやメニューバー、アイコンなどが表示されており、Windowsを使っている人なら直感的に使うことが可能です

ただ、GUIテキストエディタはCUIテキストエディタよりもメモリ消費が多いです
このため、大容量のファイルを操作する場合、パソコンのスペックが低いと動作が遅くなったり、最悪フリーズしたりする可能性が高くなります

また、Linuxではターミナルを使いながらテキストエディタを使うことがあり、
・CUIテキストエディタはターミナル内で動作するので開くウィンドウは１つで良い
・GUIテキストエディタはターミナルとGUIテキストエディタの最低2つウィンドウを開かなくてはならない
という違いがあります

このため、
パソコンのスペックに余裕がなかったりウィンドウをいくつも開けたくないという方はCUIテキストエディタを、
パソコンのスペックに余裕があるならCUIでもGUIでも好みの方を使うといいでしょう

Linux MintやZorin OS、Pop!_OSには、vi(Vim)以外にnanoというCUIテキストエディタがインストールされていますが、あまりおすすめできません

nanoを起動するとウィンドウ下に使い方の案内が表示されるのでパッと見は操作しやすそうですが、コピーがなかったり、切り取りが行単位しかできなかったりと「痒いところに手が届かない」ので正直使いづらいです

そこでおすすめするのがmicroというテキストエディタです

vi(Vim)のようにモード切り替えをする必要はなく入力できて矢印キーも使えて、マウスで範囲選択も可能です

コピーや切り取り、貼り付けなどは、Windowsと同様の以下のショートカットキーで行います

microはソフトウェアマネージャからインストールすることができ、起動はターミナルに以下のコマンドを入力してEntキーを押すと起動します

micro

名前付きのテキストファイルを作成して起動する場合（仮にtestとする）は、以下のコマンドで起動します

micro test

なお、microを終了したい場合は、Ctrl+qキーを押しましょう

この他にも多くのショートカットキーがありますので、興味のある方は、以下のリンクから確認してください

vi(Vim)が難しくて別のテキストエディタを使いたいと考えているなら、
CUIならmicroを、
GUIなら自分が使っているLinuxディストリビューションに標準搭載されているGUIテキストエディタを、
GUIで本格的にプログラミングをしたい場合はVSCodeがおすすめです

Linux初心者や、Linuxを普段使いしている方は、絶対にvi(Vim)を使わなくてはならない訳ではありませんし、別のテキストエディタでも必要十分です

この記事を参考に、自分の使いやすいテキストエディタを見つけていただけたら幸いです

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