【初心者向け】AppImageファイルって何?使い方と実行権限の設定方法を紹介

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AppImageって何?メリットとデメリット、使い方と実行権限の設定方法

AppImageファイルはインストールや設定が不要で、ダウンロードしてダブルクリックするだけで使えますが、一番最初にAppImageファイルに実行権限を設定しないと、ダブルクリックしても起動しません。

この記事をご覧になっている方の中にも、起動しなくて困っている方もいるのではないでしょうか?

また、AppImageファイルにはメリットばかりでなく、デメリットもあり、これらを理解して使用することが必要です。

そこで、この記事では、

・AppImageファイルとはどんなものなのか
・AppImageファイルのメリットとデメリット
・AppImageファイルの使い方
・AppImageファイルに実行権限を設定する方法

を紹介します。

AppImageファイルを初めて使おうとしている方、AppImageファイルが使えなくて困っていて解決方法を探している方のお役に立てると幸いです。

目次

AppImageファイルとは

AppImageファイルは、linuxで使えるプログラムのファイル形式です。

これには、プログラムの実行ファイルと、プログラムを正常に動作させるために必要なライブラリなどがセットで含まれています。

これにより、インストールや設定が不要で、AppImageファイルをダブルクリックするだけで使えるという大変便利なものになっていますが、その他にもメリットがあり、同時にデメリットもあります。

AppImageファイルのメリット

AppImageファイルのメリットは、以下の通り。

・インストールや設定が不要
・ダウンロードしてすぐに使える
・linuxのバージョンやディストリビューションに関係なく使える
・管理者権限がなくても使用できる
・AppImageファイル自体を削除するだけでアンインストールができる

linuxでプログラムをインストールするのは、プログラムによってはけっこう面倒だったりするのですが、それをしなくて良いのはとても便利です。

管理者権限については、個人でLinuxを使っている分には自分が管理者なので、あまりメリットは感じません。

AppImageファイルには正常に動作するためのライブラリも含まれているため、linuxのバージョンやディストリビューションとの依存関係を心配する必要がありません。

アンインストールもAppImageファイルを削除するだけで完全に消せます。

ライブラリが残ってしまったりして、他のプログラムに悪影響をおよぼす心配もありません。

これだけ聞くと「メリットばっかりで全部のプログラムがAppImageファイルで配布されればいいのに」と思うかもしれませんが、なかなかそうはいかない理由(デメリット)があります。

AppImageファイルのデメリット

AppImageファイルのデメリットは以下の通り。

・更新を手動で行う必要がある
・最新の機能が利用できない可能性がある
・デスクトップアイコンやメニューエントリを登録できない
・セキュリティ面で問題がある
・ファイルサイズが大きくなりがち

Linuxでよく使われているdebファイルやrpmファイルでプログラムをインストールするときは、パッケージマネージャーなどを使ってインストールするため、パッケージマネージャーなどで更新チェックもしてもらえるのですが、AppImageファイルはただダウンロードするだけなので、この更新チェックをしてもらえません。

このため、常に最新版に更新したいという場合は、頻繁にダウンロード元で更新情報がないか確認し、手動でAppImageファイルをダウンロードして古いものと入れ替える必要があります。

最新の機能が利用できない可能性は、ディストリビューションのパッケージマネージャーで最新版が提供されるタイミングよりも、AppImageファイル開発者が最新版を更新するタイミングが遅い場合に発生します。

常に最新機能を使いたいという方にはデメリットとなるでしょう。

パッケージマネージャーは、Linuxのシステムにデスクトップアイコンやメニューエントリを登録する機能を備えていますが、AppImageファイルはパッケージマネージャーと無関係なので、この機能が使えず、デスクトップアイコンやメニューエントリを登録することができません。

いちいち保存されているディレクトリを開いて、AppImageファイルをダブルクリックする必要があります。

セキュリティ面での問題は2つあります。

・プログラムを改ざんされた状態で配布される可能性がある
・システムの重要なファイルやフォルダにアクセスできる可能性がある

AppImageファイルはパッケージマネージャーとは無関係なため、パッケージマネージャーによるセキュリティチェックが行われません。
そのため、AppImageファイルのプログラムを改ざんされた状態で配布された場合、ユーザーは改ざんされたプログラムを実行してしまう危険性があります。

さらに、AppImageファイルは管理者権限なしに実行できるため、Linuxのシステムに直接アクセスすることができます。
そのため、悪意のある改ざんをされたAppImageファイルのプログラムを実行してしまい、システムの重要なファイルやフォルダに深刻なダメージを負うという危険性があります。

いずれにしても、AppImageファイルをダウンロードする前に、ダウンロード元が信頼できるかどうかよく確認しましょう。

AppImageファイルは、プログラムの実行ファイルと必要なライブラリをすべて含んだファイルなので、ファイルサイズが大きくなってしまいます。
ストレージの空きが十分あるなら問題ありませんが、古いパソコンで容量が少ない場合は、あまりたくさんのAppImageファイルを使わない方がいいでしょう。

AppImageファイルの使い方

AppImageファイルの使い方は、冒頭から何回も書いているのでおさらいになりますが、

AppImageファイルをダウンロード
AppImageファイルをダブルクリック

の2ステップだけでプログラムが起動します。

ここで注意が必要なのが、AppImageファイルの保存場所です。

デメリットのところで書きましたが、デスクトップアイコンやメニューエントリを登録できないため、適当にあっちこっちにAppImageを保存してしまうと、管理がとても面倒になってしまいます。

AppImageファイル保管専用のディレクトリを作成して、AppImageファイルはすべてそこに入れましょう。

AppImageファイルに実行権限を設定する方法

冒頭にも書きましたが、一番最初にAppImageファイルに実行権限を設定しないと、AppImageファイルをダブルクリックしても起動しません。

一番最初というのは、Linuxディストリビューションをインストールしてから初めてAppImageファイルを使う前という意味で、1回設定してしまえばずっと有効になります。

AppImageファイルに実行権限を設定する方法は以下の通り。

ダウンロードしたAppImageファイルを右クリック
表示されたメニューから「プロパティ」をクリック
アクセス権タブを開いて「実行:プログラムとして実行可能」にチェックを入れて閉じる

AppImageファイル設定画面

たったこれだけです。

あとは、AppImageファイルをダブルクリックすればプログラムが起動します。

もし、ダブルクリックしてもプログラムが起動しない場合は、AppImageファイルが破損している可能性が高いので、ダウンロード元のサイトから再度ダウンロードして試してみてください。

まとめ

AppImageファイルはインストールや設定が不要で、ダウンロードしてダブルクリックするだけで使えますが、一番最初にAppImageファイルに実行権限を設定しないと、ダブルクリックしても起動しません。

また、AppImageファイルにはメリットばかりでなく、デメリットもあり、これらを理解して使用することが必要です。

そこで、この記事では、

・AppImageファイルとはどんなものなのか
・AppImageファイルのメリットとデメリット
・AppImageファイルの使い方
・AppImageファイルに実行権限を設定する方法

を紹介しました。

AppImageファイルを初めて使おうとしている方、AppImageファイルが使えなくて困っていて解決方法を探している方のお役に立てると幸いです。

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