楽天証券に口座を開設して、積立NISAを2021年3月24日から毎月5,000円を3回(3ヶ月)約定した「たのいけ」です。
とりあえずヘソクリでできる範囲で1年以上続けて実績を積み、それを材料にしてフルの金額を家のお金で出してもらえるように妻を説得する計画を立てています。
このため説得材料を増やすために、内容の違う銘柄を5種類、1,000円づつ購入しています。
理由は私と違うかもしれませんが、少額で投資を始めてみたいと考えている方も多いと思います。
そんな方の参考になれば、そして、実績の記事を書くために分析したり、勉強したりもできるので、私の少額投資の実績を公開したいと思います。
実績公開の後にその期間の値動きについての分析も自分なりにしていますので、興味のある方は最後までお付き合いください。
1. 始めて3ヶ月の少額投資(積立NISA)実績公開
2021年3月24日に初めて約定してから3ヶ月目の約定日(5月25日)までの5銘柄合計の実績は以下の表の通りです。
まあ、始めて3ヶ月なので、こんなもんなのでしょうか。
それでも、3ヶ月目の損益率は1.55%ですが、2021年6月20日時点でネットで調べた定期預金の金利が高くても0.23%だったので、約6.7倍の利回りです。
前述した通り、これは5銘柄の合計の結果ですので、それぞれの成績を見ていきたいと思います。
こちらも約定日を基準にして、それぞれの損益率の推移をグラフにしてみました。
やはり、S&P500が一番成績が良いですが、全世界株式も半分以上が米国株式だけあって、S&P500を追従しています。
一番成績の悪かったのは、こちらもやはりと言うべきか、日本株式(TOPIX)で、3ヶ月目に0.00%になってしまいました。
5銘柄の中で唯一異なる動きをしたのが、成績4位の債券重視型でした。
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)は、国内債券インデックス45%、外国債券インデックス20%が含まれています。
債券は、株式に比べて低リスク(上下幅が少ない)で、株式と逆の値動きをする傾向にあるそうで、たった3ヶ月の推移でもそれが見て取れます。
そして、3位の8資産均等型ですが、国内外の株式・債券・REITで構成されているため、株式と債券の間を取ったような推移となっているようです。
こうしてみると、銘柄構成の特徴が素直に反映されているような気がします。
これだけバラけてくれると比較がしやすく、積立NISAを家の経費でやらせてもらえるように妻に交渉する際の良いい説得材料になります。
引き続き推移を見守って行きたいと思います。
2. 値動きについて分析してみた
ここまでは、自分が購入した分について約定日で区切って分析しただけですが、世の中は私の約定日とは関係なく日々変動しています。
このため、各銘柄の日々の変動も見ていきたいと思います。
こちらも、それぞれ別で見ていても比較しづらいので、まとめて比較したいのですが、情報量が多いので手作りしていては時間がありません。
そこで、私が契約している楽天証券のサイトの「銘柄比較」という機能を利用してみました。
金額ではなく、パフォーマンス(起点の日を基準にした変動率)で表現されてしまいますが、上下の推移はこれで分かりますので見ていきます。
表中の期間は、これまでの表と同じく、初約定日の2021年3月24日から3ヶ月目の約定日である2021年5月25日までです。
約定日の実績だけで見ていたのと全く違う波形をしています。
やはり、自分が買った分の実績だけでなく、全体を見ることは大事ですね。
5銘柄の中でも国内株式の変動が大きいです。
特に表の右側、5月に一度大きく下げています。
グラフにカーソルを重ねると、その位置の年月日と金額、パフォーマンスが表示されるので、一番下がったところにカーソルを重ねて見てみます。
2021年5月13日に5銘柄ともに下がっていますが、国内株式だけマイナスになっていることが分かりました。
この日に何があったのでしょうか。
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」で日経テレコンが無料で見れますので、期間を指定して記事を見てみました。
いくつかのニュースを総合すると、以下の通りになります。
- 前日の米国消費者物価指数(CPI)が市場予想を大幅に上回った
- 高インフレが長引いて金融緩和が修正(利上げ)されると予想され、米長期金利が上昇した
- 金利上昇を受け、米国株式市場がIT株を中心に全面安になった
- 米国市場の下落が東京市場にも波及して売りが進んだ
- 新型コロナウィルスの感染拡大の懸念が強まった台湾で株が急落し、日経平均株価にも影響した
ちなみに、円相場も一時109円台半ばまで1円近く円安が進んだそうです。
FXを勉強した時に知ったのですが、発表される指数が市場の予想と差の大きいと値動きも大きくなるそうです。
今回、これを初めて目の当たりにしました。
また、長期金利が上昇して、債券も株式も下がりました。
- 債券の利息より高い場合は債券を売って銀行にお金が預けられてしまうので、債券の値段が下がる
- 金利が上昇すると借金の利息も上がるので、企業の設備投資等が減ったりして景気が後退していくと予想され、株式が売られて値段が下がる
というのがその理由だそうです。
今回の分析で、以前勉強したことの確認と、長期金利上昇の影響について新たに学ぶことができました。
今後の投資に活かしていきたいと思います。
まとめ
楽天証券に口座を開設して、2021年3月24日から積立NISAを毎月5,000円を3回(3ヶ月)約定しました。
とりあえずヘソクリでできる範囲で1年以上続けて実績を積み、それを材料にしてフルの金額を家のお金で出してもらえるように妻を説得する計画を立てており、説得材料を増やすために、内容の違う銘柄を5種類、1,000円づつ購入しています。
理由は私と違うかもしれませんが、少額で投資を始めてみたいと考えている方も多いと思います。
そんな方の参考になれば、そして、実績の記事を書くために分析したり、勉強したりできるので、私の少額投資の実績と、その期間の値動きについての分析を公開してみました。
みなさんの参考になれば幸いです。