WindowsからLinuxへ移行する7つの理由とメリット

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WindowsからLinuxへ移行する7つの理由とメリット

Linuxに興味のあるWindowsユーザーのみなさんに、Linuxに移行する際に知っておきたい7つの理由とメリットを7つ、分かりやすく紹介します。
さらに、実例として私がLinuxに移行した理由も紹介したいと思います。

Windowsは多くの人が使っている有名なOSですが、Linuxも近年注目されています。

この記事を読んで、よりLinuxに興味を持ってもらえたら幸いです。

目次

Linuxへ移行する7つの理由とメリット

Linuxに移行するメリットは一般的なものから専門的なものまで多くありますが、特に重要な8つのポイントに絞って理由を紹介します。

これらは一般論だけでなく、私も実感しているポイントでもあるので、みなさんもLinuxに移行すると実感することができるでしょう。

1. パフォーマンスの向上

Windowsは使い続けるうちに動きが遅くなることがよくあります。
これは不要なファイルが溜まったり、多くのアプリがバックグラウンドで動くためです。

一方、Linuxはハードウェア要件がWindowsよりも低いため、軽くて速いのが特徴です。
古いパソコンでもスムーズに動くことが多く、システムが重くなることが少ないです。

さらに、いろいろな種類のLinuxがあり、自分のパソコンの用途に応じて最適なものを選ぶことができます。

2. セキュリティの強化

Windowsは世界中にユーザーが多いため、ウイルスやマルウェアに狙われやすく、ウイルス対策ソフトが必要で、定期的にアップデートもしなければなりません。

これに対して、LinuxはWindowsよりもはるかにユーザーが少ないため、標的になりにくいです。

さらに、ソフトのインストールには管理者パスワードの入力が必須であったりとシステムが厳密に管理されているため、セキュリティが強く、ウイルスに感染しにくいです。

また、オープンソースコミュニティによって素早くセキュリティ問題が解決されます。
常に最新の状態にアップグレードしておけば、ウィルスソフトは不要です。

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3. カスタマイズ性の自由度

Windowsは見た目や使い方を自由に変えるって難しいですよね。
設定の変更にも限界があります。

しかし、Linuxには多くの種類(ディストリビューション)があり、その種類を変えるだけで見た目や使い方が変わりますし、さらに自分好みにカスタマイズもできます。

デスクトップの見た目や動きを自由に変えられるだけでなく、自分のニーズに合わせて、プログラムの基本的な部分(ソースコード)を自分で調整することも可能です。

4. コストの削減

Windowsは有料で、ライセンスを購入しなければなりません。
また、Officeなどのアプリケーションも別料金です。

一方、Linuxは無料で使えますし、基本的にアプリケーションも無料で提供されており、コストを抑えることができます。
無料なのに高性能なソフトも多く、「安かろう、悪かろう」にはなりません。

5. 互換性の問題解決

Windowsは多くのソフトやハードに対応しています。
特に、ゲームや商業用ソフトの互換性が高いです。

対して、Linuxは対応していないソフトやハードもありますが、WineやBottlesというソフトを使えば、LinuxでもWindowsのアプリを動かすことができます。

何なら、Linuxの中でWindowsを動かすことも可能です。

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6. アップデートの管理

Windowsは自動で更新されるので、タイミングが悪いときに再起動が始まったり、システムが不安定になることがあります。
特に、起動時や終了時の「更新しています」はかなり時間がかかります。

一方、Linuxではアップデートのタイミングを自分で選べます。

必要な時にだけ更新することができ、システムの安定性を保ちながら最新機能を使うことができます。

7. オープンソースの柔軟性

Linuxは、プログラムの基本的な部分(ソースコード)が公開されており、誰でもそれを見たり、自分の好きなように変更したりできるという「オープンソース」という方式で開発されています。

これにより、システムを自分のニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。

さらに、世界中の開発者たちがこのソースコードを改良し続けているため、新しい機能が追加されたり、既存の機能が改善されたりするのが非常に速いのも特徴です。

私がWindowsからLinuxに移行した理由

1999年から私は、Windowsパソコンを16年間プライベートで使っていましたが、2016年にLinuxに移行してずっと使い続けています。
私のまわりでLinuxを使っている人は誰もいませんし、エンジニアでもありません。
そんな私がなぜWindowsからLinuxに移行したのかというと、理由は大きく4つ。

・Windowsの更新が時間がかかりすぎるから
・Windowsのバージョンアップにパソコンのスペックが間に合わないから
・Linuxが無料だから
・まわりに自分しか使う人がいないから

Windowsを使っていてストレスを感じるのは「起動時や終了時の更新に時間がかかる」というものではないでしょうか。起動時や終了時の「更新しています」の表示はストレスでしかありませんでした。

さらに、Windowsのバージョンが変わっていくと、システム要件がどんどん上がっていくのですが、自分のパソコンのスペックでは要件が満たせず、どうしょうもなくてPCが壊れていないのに買い換えなくてはならないこともありました。

この精神的・経済的ストレスを解消する方法がないかと探して行き着いたのがLinux。

「Linuxは起動時や終了時の「更新しています」がないよ〜」
「Linuxは低スペックパソコンでもサクサク動くよ〜」
「Linuxは無料だよ〜」
「USBメモリがあるとお試しができるよ〜」

とネットで目にしてUSBメモリで試したところ、見た目も良いしサクサク動くしでとても気に入ったうえ、まわりに使っている人がいないという特別感もあり、Linuxに移行しました。

結果は、Windowsを使っていたときの精神的・経済的ストレスは解消されて大満足。

満足すぎて、ブログでみなさんにオススメするまでになりました。

まとめ

WindowsとLinuxにはそれぞれ良い点と悪い点があります。

Windowsは互換性が高く、商業サポートも充実していますが、動作が遅くなりやすく、セキュリティリスクもあります。
Linuxは軽くて安全で、カスタマイズ性やコスト面でも優れていますが、一部のソフトやハードとの互換性に注意が必要です。

どちらのOSがあなたに適しているかは、使用目的や環境によりますが、この記事を読んで、よりLinuxに興味を持ってもらえたら幸いです。

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