ZorinOSは、初期設定ではパソコンを操作しないと5分程度で画面が切れて真っ黒になってしまいます。
時間が短すぎですよね。
YouTubeやamazonプライムビデオを視聴中にロック画面になると悲しくなります。
そんな悲しい気持ちにならないように、ZorinOSのロック画面の設定を解除する方法を紹介しますので、設定してみてください。
動画の視聴だけならまだしも、低スペックマシンでアップグレード中にロック画面に変わってしまうと、進捗状況を見るために操作した時に固まってしまい、どうにもならなくなってしまうということが起きたりします。
実際に私はこの状況になってZorinOSが正常に起動しなくなり、ZorinOSをインストールしなおした経験があります。
- パソコンは自宅に据え置きで、どこにも持ち出さない
- 低スペックパソコンでZorinOSを使っている
という方は、ロック画面の解除をおすすめします。
この記事を読んで、みなさんがZorinOSを快適に使えるようになるとうれしいです。
なお、私が使用しているのはZorinOS Liteで、デスクトップ環境はxfceです。
ひょっとしたらZorinOS Coreはやり方がちょっと違うかもしれませんが、現在、VirtualBoxやVMwareが正常に動作しないため確認できません。
ZorinOSのロック画面の設定を解除する方法
ZorinOSの画面ロックの設定を解除するには、もちろん設定を変更しなくてはなりません。
変更する設定は、
・スクリーンセーバー
・電源管理
の2つです。
それぞれの設定の詳細は以下の通り。
スクリーンセーバーの設定変更
まずは、スクリーンセーバーの設定画面を開きます。
デスクトップ左下のZorinOSマークをクリックし、さらに設定をクリック
メニュー左側に表示された項目をスクロールして「スクリーンセーバー」をクリック
「スクリーンセーバーの設定」が開くので、表示されている「スクリーンセーバー」タグで、
- 「この時間が経過したらコンピューターをアイドル状態とみなす」の時間を、念のため長めに設定(今回は240分に設定)
- 「コンピューターがアイドル状態のときにスクリーンセーバーをアクティブにする」をオフにする
- 「スクリーンセーバーを有効にする」をオフにする
「ロック画面」タグで「ロック画面を有効にする」をオフにし、「閉じる」をクリック
これで、「スクリーンセーバー」の設定は完了です。
電源管理
スクリーンセーバーの設定と同様にデスクトップ左下のZorinOSマークをクリックし、さらに設定をクリックしたら、メニュー左側に表示された項目をスクロールして「電源管理」をクリック
「システム」タブをクリックし、「システムの省電力」の「電源管理」をオフにする
「ディスプレイ」タブをクリックし、
- ブランク画面にするまでの時間
- スリープするまでの時間
- 電源を切断するまでの時間
を念のため最大(60分)に設定したうえで、「ディスプレイ電源管理」をオフにする
「ディスプレイ」タグの下にある「AC接続」をクリックし、先ほどと同様に設定し、「閉じる」をクリック
これですべての設定は完了です。
まとめ
今回は、ZorinOSのロック画面の設定を解除する方法を紹介しました。
低スペックマシンでアップグレード中にロック画面に変わってしまうと、進捗状況を見るために操作した時に固まってしまい、どうにもならなくなってしまうということが起きたりします。
- パソコンは自宅に据え置きで、どこにも持ち出さない
- 低スペックパソコンでZorinOSを使っている
という方は、トラブル回避のためにも、ロック画面の解除をおすすめします。
この記事を読んで、みなさんがZorinOSを快適に使えるようになるとうれしいです。