ブログのプロフィール画像とサイトアイコンをKidle Fire HD 10とメディバンペイントで作成した「たのいけ」です。
みなさんは、タブレットにタッチペンで線を描くのって、紙に描くより難しくありませんか?
特に、曲線を長く描くのは、線がグラグラしてしまって難しいのではないでしょうか。
そんな時に便利な機能がメディバンペイントにはありますので、今回はそれを紹介したいと思います。
1. 長い曲線って難しい
自分のブログのプロフィール画像がタブレットとペイントソフトでのお絵描きデビューだったのですが、固い板に固いペンを使って線を描くのがとにかく難しく感じました。
Kindle Fire HDには専用のタッチペンは無く、ペン先と画面に表示される線の位置が何ミリかズレているので、短いストロークを重ねて長い線を描くのも上手くいきません。
しかも、ペンは固い画面の上で滑るので、手が震えて線がグラグラしてしまいます。
また、手ぶれ補正機能を使っても、ペンの移動と描画のタイムラグで、長い線は思うように描けません。
慣れれば多少マシになるのですが、紙の上で描くようにはいきませんでした。
とにかくもうちょっとマシに長い曲線が描けないものかと調べたところ、とっても便利な「曲線」という機能を見付けました。
その「曲線」の機能を駆使して作成したのが、私のプロフィール画像です。
実はこのプロフィール画像、髪の毛の輪郭以外は全て「曲線」機能を使って作成しました。
当分の間、この「曲線」機能は手放せません。
2. 「曲線」機能の使い方
私が手放せなくなってしまった「曲線」機能は、以下のようにして使います。
(1) 画面上部にあるメニューの一番上の列にある□をタップ
(2) メニューの二段目の列の表示が変わるので、その中のウネウネをタップ
(3) 一番上の列にあった□がウネウネに変われば準備OK
(4) レイヤーの上に適当にタップしていって線を伸ばす(□が始点で、○がタップした場所です)
(5) 移動したい○をドラッグして移動する
こうすることで、線を湾曲させて曲線を作っていきます。
この○は沢山付けることができます。
サンプルとして、渦巻きを作ってみました。
先ほどは適当に線を伸ばしてから○をドラッグして湾曲させましたが、今回はだいたいの形で渦巻きになるように線を伸ばしてから、○をドラッグして微調整しました。
最後にレイヤーの上の位置に表示されている「確定」をタップすると、線が確定します。
ちなみに、「確定」の左にある「削除」をタップすると、線の最後にある○が削除されます。
また、削除された後でも、また線の続きとしてタップすれば、○が増えて線も伸びます。
3. 「曲線」機能を使う際のコツ3つ
とても便利な「曲線」機能ですが、綺麗な長い曲線を描くにはコツが3つありました。
(1) 始点と終点が思った方向を向いてくれない
「曲線」機能は、メディバンペイントが自動で曲線にしてくれています。
線の途中にある○は、移動させると○の両側の線を自動で曲線にしてくれますが、始点と終点には片側がありません。
始点の手前と終点の後には導く線が無いので、線を切りっぱなしにしたような状態になってしまいます。
微調整しても、思うように制御できません。
それを踏まえた上で使う必要があります。
(2) 綺麗な長い曲線を描く場合は、○は思ったよりも多く必要
線の途中にある○が少なければ少ないほど、線の制御できる範囲が狭くなります。
このため、線が長かったり、複雑な曲線を描く場合は湾曲の頂点だけでなく、頂点と頂点の間に微調整用の○も必要になり、思ったよりも多めの○が必要になります。
ただ、あまり多すぎたり、○と○の間隔が狭すぎると微調整が細切れになって工数が増えて無駄に時間がかかるので、それはそれで注意が必要です。
サンプルとして顔の輪郭を描いてみましたが、最初は始点と終点の間の○は曲線の頂点だけの3つでやろうとして上手くいかず、結局、始点と終点の間に倍の6つ必要でした。
(3) 曲線の調整は根気強く
前述した通り、「曲線」機能は、メディバンペイントが自動で曲線にしてくれています。
この機能を使うという作業は、自動計算と自分の意思をすり合わせていく作業とも言えます。
このため、一発で調整が上手く行くということはほとんどありません。
思い通りの曲線にするには納得できるまで微調整を続ける根気が必要です。
まとめ
今回は、初心者でも綺麗な長い曲線が描けるメディバンペイントの「曲線」機能を紹介しました。
操作方法自体はとっても簡単なのですが、綺麗な長い曲線を描くにはコツがありました。
それでも、初心者が綺麗な長い曲線を描くにはとても便利な機能なので、手描きでどうしても上手く行かない場合は使ってみてください。
Kindle Fire HD 10 は1万円代で買えるコスパ最高のタブレットです。
手軽にタブレットで絵を描きたいという方にはおすすめです。