赤字のブログと「ふるさと納税」について、2021年分の確定申告をやっています。
はじめての確定申告。
せっかくなので、皆さんに紹介していきたいと思います。
これから確定申告の準備をする方、来年は確定申告をする必要があるからあらかじめ知っておきたいという方の参考になれば幸いです。
前回までで確定申告に必要な書類集めとe-Taxへの登録が完了しました。
今回は、確定申告書を作成していきます。
確定申告書の作成(源泉徴収票の情報の入力)
前回、マイナンバーカードを使ってe-Taxに登録し、データを保存して中断しました。
今回は保存したデータを使って続きから確定申告書を作成していきます。
保存したデータから続きをはじめる方法は、前回の記事「はじめての確定申告(赤字ブログとふるさと納税)②e-Tax登録編」で紹介していますので、方法を知りたい方は、そちらをご覧ください。
前回、データを保存したのはe-Taxの登録直後の画面だったので、そこからはじめることになります。
「収入・所得金額の入力」が開くので、「給与所得収入金額」をタップ
「給与所得の入力」が開くので、「入力する(年末調整済み)」の「+」をタップ
「カメラで読み取り」が開くので、「カメラの許可設定について」をタップして、設定方法を確認して設定
「カメラで源泉徴収票を読み取る」をタップ
「撮影時の注意」が開くので、注意事項を確認して「撮影する」をタップ
読み取りが完了すると「読取結果・補正」が開くので、間違いがないか確認し、間違えがあれば補正
補正が完了したら、一番下の「補正完了」をタップ
「給与所得の入力」が開き、先ほどのデータの一部が表示されるので、再度内容を確認
スクロールして「次へ」をタップ
確定申告書の作成(ブログの収支の入力)
源泉徴収票の情報の入力が完了すると、次は収入・所得の入力に進みます。
ここで、自分のブログについての収支を入力していきます。
確定申告書(赤字ブログの収支の入力)
「収入・所得金額の入力」が開くので、スクロールして「雑(業務)所得収入金額」をタップ
「雑(その他)所得の入力」が開くので、「雑(その他)所得を入力する」の「+」をタップ
「雑(その他)所得の入力」の入力画面が開くので、「種目」の項目の「選択してください」をタップし、「その他」を選択
(以下は、国税庁の「スマホで確定申告(副業編)」を参考に入力しました。)
「種目(その他)」が開くので、”副業”と入力
「業務に該当しますか?」は「はい」をタップ
「収入金額(円)」に収入の合計金額を入力
「必要経費(月)にサーバ代などの経費の合計金額を入力
「源泉徴収額(円)」は支払調書を持っている人だけ入力すれば良いので、何も入力しない
「所得の生ずる場所又は法人番号」に”もしもアフィリエイト”の住所を入力
「報酬などの支払者の氏名・名称」は、複数ある時は「〜ほか」と入力すればいいとのことなので、「株式会社もしも ほか」と入力して、「入力内容の確認」をタップ
登録した内容が開くので、内容を確認して「次へ」をタップ
「収入・所得金額の入力」にもどるので、「次へ」をタップ
以上でブログについての収支の入力は完了です。
今回は白色確定申告なので、収入は”なし”の扱いになります。
確定申告書の作成(「ふるさと納税」の入力)
ブログの収支の入力が完了すると、次は支出に関する控除の入力に進みます。
ここで「ふるさと納税」について入力します。
確定申告書の作成(「ふるさと納税」の入力)
「支出に関する控除」が開くので、スクロールして「寄付金控除」をタップ
「寄付金受領証明書等の入力」が開くので、「寄付金を入力する」の「+」をタップ
「寄付金の入力」が開くので、「ふるさと納税」で各自治体から送られてきた「寄付金受領証明書」を見ながら入力
・寄付年月日
・寄付金の種類
「選択してください」の右の▼をタップ
「市区町村に対する寄付金(ふるさと納税など)」を選択
・「寄付先の都道府県」を選択
・「寄付先の市区町村」を選択
・「支出した寄付金の金額(円)」を入力
・「寄付先の所在地」と「寄付先の名称」は自動で入力されるので、内容を確認
複数に「ふるさと納税」した場合は、「別の寄附先を入力する」をタップ
先ほどと同様に入力し、スクロールして「入力内容の確認」をタップ
入力された内容が表示されるので、内容を確認して「次へ」をタップ
「確認」が開くので、「所得控除」がふるさと納税額ー2,000円の金額になっているか確認して「閉じる」をタップ
「支出に関する控除」が開くので、スクロールして今まで入力した内容が正しく反映されてるか確認して「次へ」をタップ以上で「ふるさと納税」についての入力は完了です。
確定申告書の作成(「本人に関する控除」などの入力)
ブログの収支と「ふるさと納税」について入力が完了しました。
もう終わった感満載ですが、実際はまだ入力がつづきます。
次は、本人に関する控除の入力です。
確定申告書の作成(「本人に関する控除」などの入力)
「本人に関する控除」が開いているので、スクロールして「配偶者(特別)控除」をタップ
「配偶者の氏名」は自動で入力されているので、「配偶者の生年月日」を入力
「配偶者の所得金額等」で妻の「源泉徴収票」を見て
・配偶者の給与の収入金額(円)
・配偶者の公的年金等の雑所得の収入金額(円)
・配偶者の上記以外の所得金額
を入力して「次へ」をタップ
「確認」が開き、「配偶者(特別)控除額」が表示されるので、自分の「源泉徴収票」の「配偶者(特別)控除の額」と同額か確認して「閉じる」をタップ
「本人に関する控除」が開くので、スクロールしながら自分が入力した内容が反映されているか確認して「次へ」をタップ
確定申告書の作成(住民税に関する事項の入力)
次は、「住民税に関する事項の入力」です。
勤め先に副業をしていることを知られたくない場合に必ずチェックするべき項目として、よくネットに載っているのはこの部分です。
勤め先に知られたくない場合は、「自分で納付」を選択しなくてはなりません。
間違えないように注意しましょう。
確定申告書の作成(住民税に関する事項の入力)
「住民税に関する事項の入力」が開くので、徴収方法の選択で「自分で納付」を選択
・16再未満の扶養親族がいますか?
・別居の配偶者・親族がいますか?
・配当所得がありますか?
を「はい」「いいえ」で選択
別居の配偶者・親族は、扶養親族でなければ関係ないので、扶養に入っていない別居の親族を入力しないように注意すること
「次へ」をタップ
確定申告書の作成(「還付金の受取方法」などの入力)
もう少しで確定申告書が完成します。
この部分で「ふるさと納税」で還付される金額が確認できますが、還付金が「ふるさと納税」だけだった場合、(ふるさと納税額ー2,000円)×所得税率の金額になります。
所得税率は10%もしくは20%の人が多いのではないでしょうか。
どちらにしても、ふるさと納税額よりもかなり低い金額が表示されます。
心配になった私は提出先の税務署に電話して確認しましたが、その金額だったら入力も間違っていないはずとの返答がありました。
もし心配でしたら、データを保存して中断し、提出先の税務署に確認してみてください。
確定申告書の作成(「還付金の受取方法などの入力)
「計算結果の確認」が開いて還付される金額が表示されるので金額を確認
「還付金の受取方法」を選択(ゆうちょ銀行を受取口座にしたかったため、「ゆうちょ銀行への振込み」を選択)
「次へ」をタップ
銀行の「記号」と「番号」を入力して、「公的給付支給等口座の登録」で「登録する」を選択して「次へ」をタップ
「本人情報の入力」が開くので、表示されている情報を確認
「世帯主の氏名(漢字)の下の「ご自身が世帯主」をタップすると、「氏名」には自分の氏名が、「属柄」には”本人”と入力される
「整理番号」はわからないので、空白のままにしておく
スクロールして「現在の住所の入力」の内容を確認し、「次へ」をタップ
「マイナンバーの入力」が開くので、自分と妻のマイナンバーを入力して「次へ」をタップ
「送信前の申告内容確認」が開くので、スクロールして「データを保存して中断」をタップしてデータを保存
これで確定申告書は完成です。
最後の画面で「送信前の申告内容確認」をしていませんが、確認の前に今まで入力したデータの保存を優先しました。
それに、ここまででだいぶ疲れてしまいましたし、確認は次回にして休憩したいと思います。
まとめ
やっと確定申告書の作成が完成しました。
次回は確定申告書の内容確認と提出です。
これから確定申告の準備をする方、来年は確定申告をする必要があるからあらかじめ知っておきたいという方の参考になれば幸いです。