基本的なLinuxコマンドのチートシートを自作したので公開します!無料でダウンロードもできますよ!

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Linuxコマンドチートシート公開!

今回は、基本的なLinuxコマンドのチートシートを自作したので、みなさんに公開します。

チートシートとは、カンニングペーパーや早見表のことです。

カンニングペーパーというと印象が悪いですが、テストではないので、何も悪いことはありません。

ここでいうチートシートは、早見表といった方が正しい表現だと思います。

Linuxコマンドはそれはもうたくさんあって、頻繁に使うものから、下手したら一生使わないものもあります。

それを全部覚えるなんて無理ですし非効率ですよね。

そんな無謀なことをしなくても、Linuxコマンドのをすぐに見つけることができるように自分なりに工夫して作りました。

そんなチートシートを、無料でダウンロードができるようにしてあります。

作成はGoogleスプレッドシートですが、ダウンロードファイルはエクセルでもLibre Officeでも使える形式にしてありますので、「使いやすそう」だと思ったら、ぜひダウンロードして使ってみてください。

なお、自作したチートシートに掲載されているコマンドは、「Linux標準教科書」の3章から5章に掲載されている内容+αになっています。

目次

自作したチートシートはこんな感じ

ネットで「Linux コマンド チートシート」と検索すると、たくさんチートシートを紹介するサイトがヒットしますが、たいていは「コマンド」「コマンドの説明」の順番で表記されています。

世の中でこれだけ同じパターンで表現されているということは、これがスタンダードなのだと思うのですが、私にとっては非常にわかりづらいものでした。

コマンドを探す時って、「〜をしたいけど、コマンド何だっけ?」と考えると思うのですが、みなさんは違うのでしょうか?

ということで、自分がわかりやすいように、順番を工夫してチートシートをGoogleスプレッドシートで作成してみました。

見た目はこんな感じ。

チートシートのスプレッドシート画面

Linuxコマンドの機能をキーワードで分類してあるので、やりたいことをキーワードで検索するとコマンドがわかるようにしてあります。

たとえば「ディレクトリの中になにが保存されているか見たい」と思ったときには、

1列目キーワード①:「ディレクトリの」
2列目キーワード②:「中身を見る」

の順番でフィルター機能を使って検索し、3列目キーワード③でどのように中身を見たいかを探すと、お目当てのコマンドをオプション付きで見つけることができます。

ちょっと検索した画面

さらに、そのコマンドを使う時の注意点なども隣の列(備考)に入れてあります。

なお、コマンド入力に必要な知識の「ワイルドカード」「正規表現」についても表に入れてありますので、わからなくなったときにはこちらも検索できます。

また、検索は必ずキーワード①からしなくてはならない訳ではありません。

ためしにキーワード②で「コピーする」を検索すると、以下の画像のようになります。

カテゴリー②から検索した結果

ファイルとディレクトリのコピーに使うコマンドが表示されました。
ファイルもディレクトリもcpコマンドでコピーができることが分かります。

キーワード①で昇順の並び替えをしておいて、スクロールで探すこともできます。

お好きな方法でコマンドを見つけてください。

自作チートシートのダウンロードファイルと設定方法など

お待たせしました。

私が作成したチートシートは、以下のリンクをクリックするとダウンロードできます。

基本的なLinuxコマンドチートシート(.odsファイル)のダウンロード

.odsファイルは、マイクロソフトとかGoogleとかの特定のベンダーに依存しない、オフィススイートのためのファイル形式です。

Googleスプレッドシート、マイクロソフト エクセル、Libre Officeで試しましたが、全てで起動することが確認できました。

ちなみに、Libre Officeで開くとこんな感じ。

LibreOfficeで表示したところ

これをダウンロードしたら、お使いのオフィスソフト(表計算)で開いて、自分の使用しているオフィスソフトのファイル形式で名前を付けて保存してください。

.odsファイルのまま使っても良いのですが、ネイティブの形式で使用した方が使い勝手はいいと思います。

あとは、自分好みにデザインを変えたり、いらない部分を削除したり、必要な部分を追加したり自由に使っていただいて結構です。

あ、もし間違いがあったら、そ〜っと修正して使っていただけるとありがたいです。

実は、普段使いならコマンドを9個知っていたら数年は使えます。

ここまでチートシートの紹介をしていてなんですが、実は、Linuxを普段使いする程度なら、コマンドを9個知っていたら数年は使えます。

実際に私が6年間で使用したコマンドは9個だけでした。

その9個のコマンドを知りたい方は、以下のページで紹介していますので、ご覧ください。

じゃあなんでこんなチートシートを作ったかというと、Linux標準教科書を途中までですけど勉強し、勉強したコマンドをいつでも使えるようにしようと思ったからです。

そして、せっかく作ったので、みなさんと共有できたらと思い、今回紹介しました。

Linuxを使っているんだから、ガシガシコマンドを使わないといけないという訳ではありませんし、普段使いなら気楽に必要なときに快適な方法で操作すればいいと思います。

普段使いといっても人それぞれ、コマンド操作(CUI)とマウス操作(GUI)の使用比率も人それぞれ。

今回紹介したチートシートが、たまに使うコマンド操作のお役に立てれば幸いです。

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