WindowsからLinuxにOSを切り替える時には、ライブUSBメモリというLinuxのインストーラーの入ったUSBメモリを作らなくてはなりません。
以前、LinuxでライブUSBメモリを作る方法を紹介しており、ほとんど方法は同じなのですが、はじめてLinuxにOSを切り替えようとする方は、やはりWindowsでの作成方法を見たいと考えるのではないでしょうか。
今回、今まで使っていたパソコンが壊れてしまったため、別のWindowsパソコンにZorin OSというLinuxディストリビューションを入れ、その際のライブUSBメモリの作り方を記録しましたので、紹介したいと思います。
はじめてパソコンのOSをWindosからLinuxに入れ替えようと考えている方の役に立てれば幸いです。
なお、LinuxでLinuxのライブUSBを作成した方法は、以下のページで紹介しています。
たまにしかやらない作業なので、やり方を忘れてしまったというLinuxユーザーの方は参考にしてみてください。
USBメモリを用意する
ライブUSBメモリを作成するのですから、USBメモリが必要になります。
問題はUSBメモリの容量です。
今回、私がインストールしたのはZorin OS 16.1 Linteで、最低4GBの容量が必要でした。
ちなみに、ubuntuは最低8GB必要だそうです。
まあ、そんなにギリギリの容量の物を使う必要はないので、インストールが終わったら別の用途に使うつもりで、16GBや32GBといった容量の大きめのUSBメモリを買っておけば無駄なストレスが無くて良いと思います。
Linuxディストリビューションの.isoファイルをダウンロードする
前述した通り、今回インストールしたのはZorin OS 16 Liteなので、Zorin OSのサイトからのダウンロード方法を例として紹介します。
他のディストリビューションでも、そのサイトに行けばダウンロードのページがありますので、そこからダウンロードできます。
ほとんどのディストリビューションは海外で開発されていますので、英語のサイトが多いです。
しかし、今はGoogle翻訳という心強い味方がいるので、心配することはありません。
それでは行ってみましょう!
まずは、Zorin OSのサイトを開きます。
Zorin OSのサイトは英語なので、Google翻訳を使って翻訳し、サイト中の「ダウンロード」をクリック。
スクロールして「Zorin OS 16.1」のところの「ダウンロード・無料」をクリック。
「ニュースレターを購読して〜」が開くので、一番下の「ダウンロードするためにスキップ」をクリック。
「Thanks for downloading〜」が開き、ダウンロードが始まるので、ダウンロードが完了するまで待ちます。
ダウンロードが完了したら、引き続き現在表示されているページからUSBイメージライタソフトをインストールします。
USBイメージライタソフトをインストールしてライブUSBメモリを作成する
Zorin OSでは、ライブUSBメモリを作成するためのUSBイメージライタソフトも紹介されているため、今回は紹介されているソフトを使ってライブUSBメモリを作りました。
ダウンロードが完了した時点で表示されている画面の下にある「How to install Zorin OS >」をクリック。
開いたページを翻訳してスクロール。
「balena Etcherをダウンロード」をクリック。
balena Etcherのサイトが開くので、「Download for Windows(x86|x64)」をクリックすると、ダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了したら、ダウンロードした.exeファイルをダブルクリックしてインストールします。
インストールするとbalena Etcherが自動で起動します。
balena Etcherが起動したら、USBメモリをパソコンに挿しましょう。
起動したbalena Etcherの画面に戻って、「Flash form file」をクリック。
エクスプローラーが開くので、ダウンロードしたZorin-OS-16.1-Lite-64-bit.isoを選択して「開く」をクリック。
balena Etcherに戻るので、「Select target」をクリック。
「Select target」が開くので、挿したUSBメモリを選択して「Select(1)」をクリック。
balena Etcherに戻るので、「Flash!}をクリック
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるので、「はい」をクリックすると作成が始まります。
画面が「Flash another」となったらライブUSBメモリの作成は完了です。
まとめ
今回、WindowsでLinuxディストリビューションのライブUSBメモリを作る方法を紹介しました。
作業自体は難しくありません。
はじめてパソコンのOSをWindosからLinuxに入れ替えようと考えている方の役に立てれば幸いです。