LinuCレベル1試験勉強記録#02:LinuxのインストールとBIOS/UEFI

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LinuCレベル1試験勉強記録#02:LinuxのインストールとBIOS/UEFI

今回は、「Linux教科書LinuCレベル1」の以下の部分を勉強しましたので、その内容を著作権を侵さない範囲で紹介します

・1.1.1 DVD-ROMからのLinuxインストール
・5.1.2 BIOS/UEFI

基本的には教科書を順番に勉強していきますが、文中に「参考」として別のページが示されている場合は、それも含めて勉強しています

また、勉強の前に必ず読むことにしている「試験直前チェックシート」の読み込み時間は10分56秒でした

目次

内容を理解するために必要な用語などの解説

LinuCの勉強をはじめて痛感したのは、「専門用語の知識不足」です

そこでまず、勉強する範囲にある用語を調べることから始めました
用語を調べるのに時間はかかりましたが、調べてから教科書を読み直すと、やっとすんなり理解することができました

今回勉強した用語についてすべてここで紹介します

みなさんはこの章を見ていただければ用語の意味は調べなくてもわかります
勉強の時短になりますので、ぜひご活用ください

今後の勉強でも、まずは用語の勉強をしてから内容を勉強していきたいと思います

内蔵ストレージ

コンピュータに内蔵されたハードディスクやSSDなどのストレージ(記憶装置)

インストーラー

コンピュータにシステムやアプリケーションをインストールするためのソフトウェア

BIOS/UEFI

コンピュータの電源が入ったときに、最初に起動するBIOSとUEFIというプログラムを2つまとめて表現している
BIOSもUEFIも、コンピュータのハードウェア(機械部分)とOSの間に存在していて、パソコンに電源を入れた後、OS起動前のハード部分の管理・制御を行う

ホスト名(コンピュータ名)

ネットワークに接続されたコンピュータを識別するための名前

パーティション

ストレージ内を区切って、複数のストレージがあるかのように扱えるようにした領域のこと

フラッシュROM

電源を切ってもデータが保持され、データの消去・書き換えが可能な読み出し専用のメモリ

ファームウェア

ハードウェアを直接制御するためのソフトウェア
ハードウェアとソフトウェアとの橋渡しの役目をする
コンピュータを正常に動作させるために不可欠なソフトウェア

パラメータ

それぞれの機器が持つ、その性能や動作を決定する数値や設定のこと

デバイス

パソコン・タブレット・スマートフォンや、それらと接続して使う装置の総称
「接続して使う装置」とは、外付けストレージ、モニター・プリンター・キーボード・マウス・スピーカーなどの周辺端末

IRQ(割り込み要求)

コンピュータ内のキーボードやマウス、ハードディスクなどのデバイスからCPUに「今、処理してほしいこと」を知らせるための信号のこと
例えば、キーボードを押すとキーボードからIRQが発生し、CPUはキーボードからの入力を受け付ける

POST(Power On Self Test)

コンピュータに電源を入れたときにコンピュータで行われる、接続されたデバイスやメモリのチェックのこと

KDUMP

Linuxカーネルが異常終了したときに、その時のメモリの内容や実行状態などを記録する機能
クラッシュの原因を特定する上で重要な情報源として利用される

勉強した内容や感想など

Linuxを何年も普段使いしていると何回か色々なLinuxディストリビューションをインストールするので、ザックリとした内容はわかりましたが専門用語がわからず、それを勉強するのに時間がかかりました

Linuxをインストールするには、まずはBIOSもしくはUEFIでインストールメディアを読み込むデバイスの読み込みの優先順位を一番最初に設定する必要があります

その後、インストールメディアをコンピュータに接続して電源を入れると画面に表示されるので、案内にそって設定していき、インストールを実行します

勉強前に私がVirtualBoxにインストールしたAlmaLinuxで設定したのは以下の項目

・言語の設定
・キーボード
・時刻と日付(タイムゾーン)
・rootパスワード
・ユーザーの作成(ユーザー名とパスワード)
・ソフトウェアの選択
・インストール先
・KDUMP
・ネットワークとホスト名(コンピュータ名)

AlamLinuxのインストールについては別の記事で画像付きで詳しく紹介しているので、そちらを見ると分かりやすいと思います


また、教科書で紹介されているUbuntuServerとは違いますが、個人向けのUbuntu Desktopのインストール方法も別の記事で紹介しています

UbuntuServerは基本的にCUI操作のみですが、UbuntuDesktopはGUIも使えるので、CUIでの操作に慣れていない方はこちらの方が勉強しやすいと思います

なお、UbuntuよりもAlmaLinuxの方が設定項目が多いです
上記で紹介した設定項目のうち、以下のものはUbuntuにはありませんでした

・rootパスワード
・KDUMP

AlmaLinuxはUbuntuとは違う系統のRedHat系のディストリビューションです
その違いがインストール時の設定にも反映されていておもしろいと感じました

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