LinuCレベル1試験勉強記録#01:Linux教科書LinuCレベル1の101試験範囲を読む

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LinuCレベル1試験勉強記録#01:Linux教科書LinuCレベル1の101試験範囲を読む

LinuCレベル1の勉強の一発目は、「Linux教科書LinuCレベル1の101試験範囲を読む」です。

前回の記事でも紹介した通り、LinuCレベル1は「101試験」と「102試験」の両方を合格しなくてはなりません。

そこで、まずは101試験の試験範囲がどんなものかをザックリでも、薄っすらでも良いから把握します。

目次

「Linux教科書LinuCレベル1」ってどんな本?

「Linux教科書LinuCレベル1」は、LinuCの出題範囲に沿って作成された教材であることをLinuC資格を主催するLPI-Japanが認定した教材のひとつで、通称「小豆本(あずき本)」とよばれています。

この「Linux教科書LinuCレベル1」、全部で927ページもあります。

ちょっと頭が「フラッ」としませんか?

分量の多さに私のヤル気ゲージもだだ下がりでしたが、考えてみたらLinuCは「101試験」と「102試験」の両方について書かれているので、とりあえずは半分くらい読めばいいことに気づき、モチベーションがすこし回復しました。

目次で確認したところ、509ページまでが101試験に関係する内容でしたので、
「まずは509ページまでを一気読み」して、全体像を把握することにしました。

「Linux教科書LinuCレベル1」の101試験範囲を読み終わった感想と今後の方針

実際に509ページ読み終わるのに、休憩も含めて6時間1分35秒かかりました。

これが早いのか遅いのかはわかりませんが、読み終わってわかったのは、
「101試験範囲では、ほとんど自分の経験が役に立たない」
ということでした。

文章を読んでも何をいっているのかサッパリわからない部分がほとんどでしたし、
書かれているコマンドの何個かは「意味は覚えてないけど見たことがあるような」感じで、
理解できる部分でも書いていることがすんなり入って来るほど理解できていないという程度。

それでも読み進めていくうちに、以下のようなことがわかりました。

・本の冒頭に101試験と102試験の「試験直前チェックシート」がある
・各章の扉に「理解しておきたい用語と概念」と「習得しておきたい技術」が箇条書きされている
・文中に「ここが重要」という項目があり、学習するうえでのアドバイスが書かれている
・文中に【注○○】とあり、章と練習問題の間に注釈が箇条書きされている
・文中に「参考」とあり、本の別の場所に詳細が書かれていると教えてくれる

また、私には文章が難しく感じました。

読み解くには複数回読む必要があります。

「試験直前チェックシート」の活用法

試験直前チェックシートには、101試験と102試験での重要ポイントが抜粋&箇条書きになっています。

試験直前といわず、最初から抑えておく部分だと感じたので、101試験についてのチェックシートを、勉強を始める前に必ず読むようにします。
あくまでも読むだけです。

勉強前の部分は「予備知識」として、勉強後は「反復による記憶の定着用」として読みます。

「理解しておきたい用語と概念」と「習得しておきたい技術」の活用法

「理解しておきたい用語と概念」と「習得しておきたい技術」についても書き出しておき、勉強した内容に漏れがないか確認します。

本にも「確実に合格するためには、模擬試験問題を100%正解よりも本の内容をすみずみまで理解できるようにしておくこと」が重要と書かれているので、そのためのチェックに使います。

「ここが重要」の活用法

「ここが重要」には、学習のポイント的なことが書かれているので、その日に勉強しようとしている範囲を事前にひと通り読んで、「ここが重要」の内容を把握してから勉強を開始します。

文中の【注○○】の効率的な活用法

文中にある【注○○】は章の最後、練習問題の直前にまとめて注釈が書かれており、Kindleで【注○○】が出るたびに注釈のあるページに行ってまた戻ってくるのは大変です。

このため、注釈だけあらかじめ書き出しておき、文中に【注○○】が出たときは、書き出しておいたものから確認するようにします。

文中の「参考」の活用法

文中にある「参考」には、別の章に詳細が書かれていると、どこに詳細が書かれているか教えてくれています。

場合によっては102試験の範囲に書かれている場所があったりしますが、まとめて覚えると後が楽になるしので、「参考」に書かれている場所もいっしょに学びます。

「演習ファイル」をダウンロードして活用しよう

じつは、「Linux教科書LinuCレベル1」の最後の方に「演習用ファイル」をダウンロードして演習に使う案内が書かれています。

これは購入者特典ですので、詳細はここでは書けませんが、勉強する前にぜひ導入しておきましょう。

なお、学習環境として本ではSentOS7かUbuntu Serverが紹介されていますが、LinuC公式サイトではSentOSの開発終了に伴ってSentOSがAlmaLinuxに変更になっています。

このため、学習前に私はVirtualBoxにAlmaLinuxをインストールしていたのですが、AlmaLinuxにも「演習用ファイル」は導入できました。

AlmaLinuxのインストール方法と基本的な使い方は別の記事で紹介していますので、参考にしてください。

まとめ

LinuCレベル1の勉強1発目として、「Linux教科書LinuCレベル1」を一通り読みました。
約500ページを読み終わるのに約6時間。

その結果、今後の具体的な学習方針が以下の通り決まりました。

・「試験直前チェックシート」「理解しておきたい用語と概念」「習得しておきたい技術」「注釈」を書き出す
・書き出した「試験直前チェックシート」は、勉強前にかならず読む
・その日に勉強する範囲を一度読んで、「ここが重要」の学習のポイントを確認
・書き出した「理解しておきたい用語と概念」と「習得しておきたい技術」は学習漏れ防止として使用
・書き出した「注釈」は文中に【注○○】と出たらそこから見る
・「参考」に書かれている別の場所に書かれている詳細についても、いっしょに学ぶ

次回から本格的な勉強となりますので、興味のある方は次回もおたのしみに!

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