【2026年最新】Linux Mint 22.3をパソコンにインストールする方法

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LinuxMint22.3をパソコンにインストールする方法

Linux Mint 22.3が2026年1月13日にリリースされたので、そのインストール方法を紹介します

Linux Mintは独自調査によると、Windows風ディストリビューションの中では日本で1番人気があります

インストールしたらすぐに色々なことができるように、ソフトが最初から色々と入っている方がいいという方にはおすすめなディストリビューションです

インストールと基本設定は1時間かからずに終わりますし、全然むずかしくありません

「はじめてLinux Mintをインストールするから方法を知りたい」

という方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです

目次

Linux Mint 22.3の3種類のエディションとシステム要件

Linux Mint 22.3には、下の表のように3種類のエディションがあり、主にインストールするパソコンのスペックによって使い分けられるようになっています

Cinnamon最も人気のあるエディションで、フル機能のデスクトップ
MATECinnamonより高速で動作し、軽量で安定したデスクトップ
Xfce最も軽量でシンプルなデスクトップ

エディションについては3種類あるのですが、公式のシステム要件には以下の内容しかありません

メモリ2GB(4GB推奨)
ストレージ20GB(100GB推奨)
ディスプレイ解像度1024×768

おそらく、メモリの2GBとストレージの20GBは、Xfceエディションのシステム要件で、カッコ内の数値がCinnamonのシステム要件となり、その間くらいがMATEのシステム要件になるのではないでしょうか

最近のパソコンはどれも上記の数値よりもスペックが高いので、どれを選んでも問題ないはずです

なお、CPUの要件については、公式サイトに記載はありませんでした

事前に準備しておくもの

Linux Mintをインストールする前に、以下のものを準備しておくとスムーズに進みます

・USBメモリ
・ユーザー名とパソコン名
・ログインパスワード

USBメモリ

ライブUSBメモリはLinux Mintに限らず、Linuxディストリビューションをパソコンにインストールするためには絶対に必要です

Linux Mint 22.3のインストールに使用する.isoファイルを実際にダウンロードしたところ、以下の容量がありました

Cinnamon3.1 GB
MATE3.1 GB
Xfce3.0 GB

4GBのUSBメモリでも十分ですが、今後、別のディストリビューションをインストールするときにも使うつもりなら、多めに余裕をみて16GBのUSBメモリがいいと思います

ちなみに、私はインストールに、以下のUSBメモリを使用しています

ユーザー名とパソコン名

ユーザー名とパソコン名はインストールの途中で入力を求められるので、あらかじめ考えておきましょう

その際、できるだけ短い名前にすることをおすすめします

なぜかというと、Linuxを使う時に避けては通れないコマンド入力をするための「端末」にユーザー名とパソコン名が表示されるため、あまり長いとコマンドを打つスペースを圧迫してしまうからです

下の画像は、私の端末の状況です

ターミナルでのユーザー名とパソコン名の表記

図にあるように”【ユーザー名】@【パソコン名】:〜$”と表示されます

コマンドを入力すると$の右側から入力したコマンドが表示されるため、ユーザー名とパソコン名が長いとコマンドの表示開始位置が異常に右側になってしまいます

そうなると、長いコマンドを入力するとすぐに折り返して表示されてしまい、正しくコマンドが打てたかの確認もしづらくなってしまいます

そうならないために、できるだけ短いユーザー名とパソコン名にすることをおすすめします

ログインパスワード

ログインパスワードもインストールの途中で入力を求められます

あらかじめ考えておきましょう

なお、最初の設定でログインパスワードを入力するとパスワードの強度が表示されるのですが、強度が低いとセキュリティ上良くありません
強度の高いログインパスワードを考えることをおすすめします

私の場合、半角の英数字と記号を組み合わせて12文字で作りました

これぐらいの種類と文字数だと、強度が高いと評価されます

なお、ログインパスワードは設定時にいくらでも修正ができます
とりあえず作っておいて、強度を見ながら修正すればいいだけなので、第一候補をひとつ考えておくくらいの気持ちで作ればいいと思います

Linux Mint 22.3のダウンロードからインストール、基本的な設定まで

Linux Mint 22.3をインストールする大まかな流れは以下の通り

  1. Linux Mint 22.3の.isoイメージのダウンロード
  2. ライブUSBメモリの作成
  3. データのバックアップ
  4. ライブUSBメモリを使ってLinux Mint 22.3をインストール
  5. Linux Mint 22.3の日本語入力設定
  6. ディレクトリ名の英語表記化

今回は、Cinnamonエディションを例に紹介しますが、他のエディションでもインストール方法は同じです

それでは、順番に見ていきましょう

1. Linux Mint 22.3の.isoイメージのダウンロード

Linux Mint 22.3をインストールするために必要な.isoイメージをダウンロードします

.isoイメージは、Linux Mintの本家サイトを経由してダウンロードしましょう

まずは、Linux Mintの本家サイトを開きます

その後のダウンロード手順は以下の通り(なお、本家サイトの画像は翻訳機能で翻訳してあります)

→本家サイトの「ダウンロード」をクリック

LinuxMint公式サイトトップ

→次の画面で各エディション別にダウンロードができるようになっているので、希望するエディションのところにある「ダウンロード」をクリック(今回は、最も人気のあるCinnamonエディションをダウンロード)

シナモン・エディションの「ダウンロード」ボタン

→Cinnamonエディションのミラー一覧掲載ページが開くので、スクロールして日本国内、もしくは日本の近くにある国のミラーをクリック(今回は、日本の「山形大学」をクリック)

ミラーを山形大学に変更

→ダウンロードが始まるので、終わるまで待機
→ダウンロードが終わると、保存場所(Downloadsフォルダ)に以下の通り保存される

2. ライブUSBメモリの作成

Linux Mint 22.3の.isoイメージが手に入ったので、専用ソフトを使ってライブUSBメモリを作成していきます
Linux Mintでは「balena Etcher」というライブUSBメモリ作成ソフトが紹介されています

Windows用のインストーラーもありますので、初めてLinuxをインストールする方も同じソフトが使えます

balena EtcherのダウンロードからライブUSBメモリの作り方までは以下のページでまとめて紹介していますので、そちらを参考にライブUSBメモリを作成してください

3. データのバックアップ

Linuxディストリビューション全体に言えることですが、インストールするとそれまで保存されていたデータは全て無くなってしまいます

ですから、インストールの前に必ず保存データのバックアップを取ってください

バックアップ方法としては、以下の方法があります

・Googleドライブなどのクラウドストレージに保存する
・外付けHDDなどの物理的な外付けストレージに保存する

クラウドストレージで収まる程度の容量で高速なインターネット環境があるのでしたら、クラウドストレージでバックアップする方が追加費用をかけずにバックアップができます

でも、無料で使える容量を超えてバックアップする必要がある場合は、外付けのストレージをおすすめします

もともと外付けのストレージをお持ちなら、そちらの方が簡単にバックアップができます

「外付けのストレージを持っていない」「どれを選べばいいか分からない」という方は、以下の記事で詳しく選び方を紹介していますので、先にこちらをご覧ください

ご自身の環境に合わせてバックアップを取ってください

4. ライブUSBメモリを使ってLinux Mint 22.3をインストール

これでLinux Mint 22.3をインストールする準備が完了しましたので、いよいよインストールしていきます

まずはパソコンの電源を切り、以下の手順でインストールしましょう

→電源を切った状態のパソコンに、ライブUSBメモリを挿す
→パソコンの電源を入れる

<パソコンがうまく起動しなくなった場合>

パソコンによっては、USBメモリが挿さっているとエラーが出て起動しない場合があります
起動デバイスメニューが起動しない場合、BIOSもしくはUEFIの設定を変更しなくてはなりません

BIOSもUEFIもOS起動前のハード部分の管理・制御を行うプログラムで、

・起動して操作にマウスが使えない場合はBIOS
・起動してマウスで操作ができる場合はUEFI

が搭載されています

一度パソコンの電源を切ってライブUSBメモリを抜いて、以下の記事を参考に設定してください

BIOSの場合:Linuxインストール用ライブUSBメモリが起動しない時の解決方法
UEFIの場合:LinuxのライブUSBメモリが起動しない時の解決法(UEFIの場合)

→起動デバイスが起動するので、そのまま放置するか、「Start Linux Mint」が選択されていることを確認して「Ent」キーを押す

LinuxMintの起動画面


→Linux Mint 22.3 Cinnamonが起動するので、画面左上の「Install Linux Mint」アイコンをダブルクリック

Install Linux Mintアイコン


→「Welcome」が開くので、左側のメニューを1番下までスクロールして、「日本語」をクリック
→英語表記が日本語表記になるので、「続ける」をクリック

インストールの「ようこそ」画面

→「キーボードレイアウト」が開くので、左右両方のメニューで「Japanese」が選択されていることを確認して「続ける」をクリック

キーボードレイアウト画面

→「マルチメディアコーデック」が開くので、「マルチメディアコーデックをインストール」の左側のチェックボックスにチェックを入れて「続ける」をクリック

マルチコーデック画面

→「インストールの種類」が開くので、「ディスクを削除してLinux Mintをインストール」にチェックが入っていることを確認して「インストール」をクリック

インストールの種類画面

→「ディスクに変更を書き込みますか?」が開くので、「続ける」をクリック

ディスクに変更を書き込みますか?のメッセージ

→「どこに住んでいますか?」が開くので、地図の下に「Tokyo」と表示されているのを確認して「続ける」をクリック

「どこに住んでいますか?」画面

→「あなたの情報を入力してください」が開くので、準備のときに決めていた

・ユーザー名(「あなたの名前」(「ユーザー名の入力」には自動で表示される))
・パソコン名(「コンピューターの名前」)
・ログインパスワード(「パスワードの入力」と「パスワードの確認」)

を入力し、「続ける」をクリック

「あなたの情報を入力してください」画面

→インストールが始まるので完了するまで待つ

「LinuxMintにようこそ」が表示され、インストールがはじまる

→インストールが完了すると「インストールが完了しました」が表示されるので、「今すぐ再起動する」をクリック

インストールが完了しましたのメッセージ

→「Please remove the installation medium,then press ENTER:」と画面に表示されるので、ライブUSBメモリをパソコンから抜いて、「Ent」キーを押す

「Please remove the installation medium,then press ENTER:」の画面

→パスワードの入力を求められるので、先ほど設定したログインパスワードを入力して「Ent」キーを押す

再度ログイン画面


→Linux Mint 22.3が起動し、「ようこそ」が開くので、右下の「起動時にこのダイアログを表示」のチェックを外して、右上の☓印をクリック
(「ようこそ」の内容を見たい方は、☓印をクリックせずに「始めましょう!」をクリック)

起動後の「ようこそ」案内ウィンドウ


これでLinux Mint 22.3のインストールが完了しました

Linuxmint22.3のデスクトップ画像

5. Linux Mint 22.3の日本語入力設定

インストールの最初に「キーボードレイアウト」で「japanese」を選択しましたが、それだけでは日本語入力はできません

以下の手順で日本語入力の設定をしてください

→画面下のパネルの一番左にある「Linux Mint」のロゴ(メニューボタン)をクリックして「設定」をクリック
→さらに右側の一覧をスクロールさせて「入力方法」を見つけてクリック

メインメニューから「入力方法」を選択


→「入力方式フレームワーク」が開くので、左側のメニューから「日本語」をクリック
→「こんにちは」と右側の表示が変わり、日本語入力の設定手順が表示されるので、手順に従って、まずは「言語サポートのパッケージをインストールします」の右の「インストール」ボタンをクリック

入力方式フレームワークで「インストール」をクリック


→「認証」画面が開くので、ログインパスワードを入力して「認証する」をクリック
→言語サポートのパッケージのインストールが完了すると、先ほど「インストール」ボタンだったところが「インストール済み」になるので、「入力方式フレームワーク」の右の「IBus」をクリックして、「Fcitx」を選択

入力方式フレームワークを、Fcitxに変更


→「入力方式フレームワーク」を終了させ、メニューボタンをクリックして、「ログアウト」ボタンをクリック

ログアウトボタンをクリック


→「セッション」が開くので、「ログアウト(L)」をクリック

ログアウトボタン


→ログイン画面に戻るので、ログインパスワードを入力してログインすると、デスクトップ画面右下のシステムトレイにキーボードのマークが表示されるので、これを右クリック
→メニューが表示されるので「設定」をクリック

Fcitxアプレットのメニュー表示


→「入力メソッドの設定」が開くので、「キーボード-日本語」の下に「Mozc」が表示されていることを確認して、右上の「☓」で「入力メソッドの設定」を閉じる

入力メソッドの設定

→メニューボタンの右側のあるターミナルのアイコン(黒い四角に$_と表示されているもの)をクリックしてターミナルを起動

ターミナルのアイコン


→「半角/全角」キーを押すと、システムトレイのキーボードのマークが「あ」のマークに切り替わるので、試しに日本語を入力してみて、ターミナルに入力した通りに日本語が表示されたら、日本語の入力設定の完了

日本語が入力できました!

 

6. ディレクトリ名の英語表記化

現時点で、各ディレクトリ名が日本語表記になっていますが、これを英語表記に変更します

日本語表記のディレクトリ


なぜ英語表記にしなくてはならないかというと、Linuxの基本操作である端末(ターミナル)入力は半角英数字で行うのですが、ディレクトリ名が日本語だといちいち日本語入力に切り替えて入力しなくてはならず、面倒くさいからです

ほとんどのことはWindowsのようにマウス操作でできますが、どうしても端末を使った操作をしなくてはならないことがあります

そんなんとき、Webで調べてもディレクトリ名の表記は英語になっていますし、いちいち調べた内容を頭の中で英語表記に読み替えるのも大変です

ですので、最初に以下の手順でディレクトリ名を英語表記に変更しておきましょう

→先ほど日本語入力設定の最後に使ったターミナルを起動
→ターミナルが開いたら、「$」の右側に以下のコマンドを入力して「Ent」キーを押す

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

なお、コマンドは大文字小文字を正確に入力しなくてはならないので、間違えないように注意してください

→「Update standard folders to current Language?」が開くので、下の方にある「Don’t ask me this again」にチェックを入れて、「Update Names」をクリック

「Update standard folders to current Language?」画面


端末を閉じてディレクトリを見ると、先程まで日本語表記だったのが英語表記になっています

ディレクトリ名が英語表記になった画面


これで設定は完了です

あとはLinux Mint 22.3を使うだけです

<無事にインストールを終えた方へ>

インストール、本当にお疲れ様でした

さて、これからLinuxを使い始めるにあたって
さらに「安心」と「快適さ」をプラスするためのアイテムを2つ紹介します

もしよければ、これからの環境作りの参考にしてみてください

・万が一のトラブルに備える:バックアップ用の外付けストレージ
・Linuxでの操作が劇的に楽になる:互換性抜群のトラックボールマウス

まとめ

今回は、最新版である「Linux Mint 22.3」のインストール方法を紹介しました

ここまで読んでくださったあなたは、もう、インストールに必要な知識と手順のすべてを手に入れています

それでも、「インストール、大変そうだなあ…」と思い、躊躇している方もいるかもしれませんが、この記事を見ながらやれば、「インストールと基本設定は1時間かからずに終わりますし、全然むずかしくありません」

確かに、初めてのOSのインストールは、少しだけ緊張するかもしれません

しかし、その「インストール」をやってしまえば、その先には、あなたがこれまでWindowsで体験してきたこととはまた違う、新しくて快適で、そして何よりも「自由」なPCライフが待っています

ぜひ、この記事を「お守り」として、あなたの手で、その扉を開けてみてください

そして、無事にインストールが終わった後には、あなたのLinux Mintを、最高の「普段使いPC」へと育てるための、次のステップが待っています

その時には、ぜひこちらの記事を読みに来てください


あなたが、Linux Mintという素晴らしい世界への第一歩を踏み出すことを、心から応援しています

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